小学校で英語が教科化されたのに、なぜ中学生の英語力は下がっているのか【読売新聞(2026年3月22日)解説】
- MELC 英語教室
- 3月26日
- 読了時間: 4分
更新日:3月28日
小学校で英語が教科になって数年。
「早く始めているのに、思ったほど伸びていないのでは?」と感じたことはありませんか。
2026年3月22日の読売新聞朝刊では、中学生の英語力低下が取り上げられました。
この記事では、そのデータをもとに、今の学校英語で何が起きているのかをシンプルに解説します。
Q1: 中学生の英語の成績は上がっているのではないのですか?
実は、全く上がっていません。
【図①:教科別平均スコアの推移(中3)】

出典:読売新聞(2026年3月22日)
このグラフを見ると、
・国語・数学 → ゆるやかな変化
・英語 → はっきりと低下
英語だけ下がり方が大きいことが分かります。
Q2: 英語は、どの力が落ちているのですか?
一部ではなく、全体に影響が出ています。
【図②:英語 各技能の正答率の変化】

出典: 読売新聞(2026年3月22日)
・書く → 下がっている
・話す → 不安定
・聞く → 下がる傾向
・読む → バラつきあり
どの分野もできない問題が増えている状態です。
Q3: 特に問題になっているのはどこですか?
一番大きいのは基礎です。
【図③:文法理解・無解答率の変化】

出典: 読売新聞(2026年3月22日)
・文法の正答率が低下
・話す問題で「答えられない」人が増加
中学での英語学習が、分からないまま進んでいることが見えてきます。
Q4: なぜこのようなことが起きているのですか?
理由は明らかです。
小学校で英語が5年から教科として導入され会話が増えた一方で、基礎力が全く追いついていないためです。
現在の学校の英語では、
・会話や活動は増えている
・文法や単語の定着がとても弱い
このズレが、結果に表れています。
Q5: 子どもたちはどんな状態になっているのですか?
よく見られるのは、
・なんとなく意味は分かる
・なんとなく話せる
一方で、
・正しく書けない
・自分で説明できない
2022年度からのカリキュラムで学んでいる中学生たちは、「なんとなく分かる」で理解が止まってしまう状態がとても多いです。
メルク英語教室でも、最近中学生からのご入会でIやyouの意味すら明確でないお子さんがいたのには、衝撃を覚えました。
Q5: では、これから何が大切ですか?
基礎と実践のバランスです。
・文法や単語をしっかり理解する
・実際に使って定着させる
この両方がそろって、英語は伸びていきます。しかし、今の中学校では、中一のユニット1でビー動詞と一般動詞の平常、文から否定文疑問文を復讐として扱うほど、あっという間に基礎もなく授業が終わっていくのです。
Q6: 学校の英語だけで大丈夫なのでしょうか?
小学校から英語を学ぶこと自体は、とても意味があります。
ただし、 基礎があいまいなまま進むと、その後が伸びにくくなります。
そのため、
・分からないところをそのままにしない
・繰り返して定着させる
こうした積み重ねが重要になります。
まとめ
今回の記事から分かるのは、2022年度からのカリキュラムで学んでいる中学生の英語力は、全国的に基礎が弱くなっており、このまま進むと英語は伸びにくいということです。
そして逆に言えば、基礎をしっかりと積み上げれば、伸びやすくなります。
教室として大切にしていること
英語は、理解してから使うことで定着します。
そのため、
・文法や語彙をあいまいにしない
・そのうえで使う練習をする
・繰り返して定着させる
この流れを大切にしています。
派手な方法ではありませんが、こうした積み重ねがあとから大きな差になります。
もし今回の内容に少しでも共感していただけた方は、実際の学習環境もご覧いただければと思います。
長野県松本市で、英語や読解力を大切にした指導を行っています。一人ひとりのペースに合わせた学びを重視しています。
体験やご相談については、こちらからご確認いただけます。




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