長野県の公立高校入試「英語」は 50分・100点満点。
その内訳は、リスニング20点(約10分)+筆記80点(約40分)です。
今回のブログでは、すでに別記事で扱ったリスニングを除き、残り8割を占める読解・文法・英作文 に絞って解説します。
1. 文法・語形変化問題
基礎を確認する問題ですが、文脈を理解して答える力が必要です。
“He ( ) to the library yesterday.”
(go の正しい形を入れる問題)
単に「went」と答えるだけでなく、「yesterday」があるから過去形だと判断する力が求められます。
2. 図表や案内文の読解
図やポスター、チャートを読み取る問題も出題されます。
“Look at the chart below and answer the following question.”
例えば、グラフの増減やポスターの日時を確認して答える問題。
英文読解+情報整理+英語で表現する力 が必要になります。
3. 長文読解(会話・説明文)
文章量が多く、速読力が不可欠です。
“When I visited Australia, I learned many things about the environment.”
このような体験談や説明文が出題され、「Why did the writer visit Australia?」といった設問で理解を確認されます。
→ 要点を素早くつかみ取る力 が試されます。
4. 条件付き自由英作文
得点差がつくのが英作文です。
“Please write a short essay of about 20 words in English about what you usually do after school.”
「20語程度」「条件を守ること」が大切。
普段の生活や考えを、正しい文法とシンプルな表現で20語前後にまとめる練習 が必須です。
✅ 入試直前チェックリスト
模試や家庭学習で、次のポイントを確認してみましょう。
文法・語形変化
三単現・過去形・過去分詞は間違えずに書ける
不規則動詞をすぐに思い出せる
if, because, when などの接続詞を使える
読解(長文・図表)
設問を先に確認してから本文を読む習慣がある
図や表から必要な情報を英語で説明できる
1ページ分の英文を3〜4分で読める速さがある
自由英作文
「20語程度」の分量感をつかめている
学校生活や趣味を英語で表現できる
主語+動詞の文を2〜3文つなげられる
試験当日の意識
40分で80点分を解く時間配分を意識している
難問を飛ばし、得点できる問題を優先している
最後に見直す時間を残せている
まとめ
松本市の高校入試を目指す皆さんにとって、英語は合否を左右する大きな科目です。
リスニングは全体の2割に過ぎず、残り8割は 読解力・記述力・速さ が勝負。
今回紹介した実際の問題やチェックリストを参考に、家庭学習や模試で課題を明確にしていきましょう。
メルク英語教室では、松本市の高校入試に向けて「速く・正確に・自信を持って解ける力」を育てるサポートを行っています。初めての入試に挑む中3生も安心して準備を進めてください。

当教室でのサポートについて
現在、当教室では 内部生の相談を承っておりますが、すでに定員に達しているため、本年度外部生の受け入れは行っておりません。
教室に通っている生徒には、今回のような入試問題を分析しながら、実際の出題形式に対応できるリスニング練習を提供しています。
👉 なお、次年度以降は外部生の受け入れも検討しています。
その際は、ブログやお知らせを通じてご案内いたしますので、ご関心のある方は情報をチェックしていただければ幸いです。
