top of page

長年、教育や英語教室の現場で子どもたちをサポートしてきた中で、松本市や近隣の小学校、公立・市立・国立を受け入れている中学校の様子を観察して感じたことがあります。それは、学校の規模やクラス人数が学力形成に大きく影響するということです。



少人数クラスのメリット(学力、少人数制の観点から)

1クラスが 20人~25名程度の少人数制クラス では、基礎学力がしっかり身につきやすく、子どもたちの学習環境も安定しています。具体的には次のようなメリットがあります。

  • 先生の目が届きやすい

    • 一人ひとりの理解度を把握しやすく、つまずきを早期に発見できる

    • 授業終了後に次回授業の準備や宿題・課題確認の余裕がある

  • 授業中の発言や参加の機会が多い

    • 質問や意見を出しやすく、基礎学力だけでなく思考力・表現力も育つ

  • 学習進度が安定する

    • 理解度に応じた柔軟な授業進行が可能

    • 置いていかれる子が少なく、学力の安定に繋がる

  • 授業準備やフォローに余裕がある

    • 小規模学校では授業後に先生が翌日の授業準備や宿題チェックを行いやすい

    • ゆとりをもった授業運営が可能


松本市内で小学校はどう選ぶ?
松本市内で小学校はどう選ぶ?

大規模クラス(30人以上)の課題

  • 授業準備の余裕が少ない

    • 授業時間内でやり切ることに追われ、宿題や次回授業の準備が十分にできない

    • 授業進度がずれやすくなる

  • 教師の負担が大きい

    • 経験の少ない先生や中高年の先生にとって、30人以上の生徒を管理するのは非常に大変

    • 教師の体力や集中力が授業の質に影響し、学力の安定にも影響する

  • 学力層の差への対応が難しい

    • グループワークやレベル別対応で調整できる場合もあるが、30人以上だと調整の「当たり外れ」が多くなる

    • 学力が落ち込むリスクも高くなる


小規模学校の特徴

  • 松本市内に限らず、小規模の学校では、次の点がメリットです:

    • クラス人数が少ないため、先生が授業準備や学習フォローに十分な時間をかけられる

    • 一人ひとりに目が届きやすく、基礎学力の安定につながる

    • 授業中の参加や発言の機会が多く、理解度の向上を促す

  • 注意点:

    • クラス人数が少なすぎると人間関係の幅が狭くなり、友人関係に悩む子もいる


学校選びのポイント

お子さんの学力や教育環境を考える際は、次の点を意識すると良いでしょう:

  1. クラス人数が少なめの学校を選ぶ

  2. 経済格差が大きくなく、教育環境が安定している学校

  3. 中学校や高校への進学先も含めて、授業の質や環境を確認する

家庭教育によるフォローの重要性

学校だけに任せるのではなく、保護者として家庭での教育にも責任を持つことが大切です。子どもが安心して学び、のびのび過ごすためには、家庭でのサポートと学校との連携が欠かせません。

  • 家庭での教育責任を持つ

    • 子どもは自分で学校を選べないため、学校だけに任せず家庭で安心できる環境を整えることが重要

  • 安心できる環境を家庭で用意する

    • 子どもが落ち着いて学習・生活できるように、家庭での安全・安心感をサポート

  • 学力が心配なときのフォロー

    • 家庭学習の補助や、近隣の学習教室への相談・アドバイスを活用する

  • 学校との連携も忘れない

    • 授業や人間関係で問題がある場合は放置せず、先生に相談して解決策を一緒に考える

  • 家庭と学校の協力で学力と心の安定を支える

    • 家庭と学校の両方からのサポートで、子どもたちの学力向上と安心感のある学習環境を実現


注意点

  • 私立の中高一貫校だからといって必ず学力が上がるわけではありません。

  • 競争原理の強い学校では、埋もれてしまい学力が伸びない子もいます。

  • 学校選びでは 教師のサポート体制、授業準備の余裕、クラスサイズのバランス を重視することが大切です。


まとめ

  • 長年の教育現場での経験から、松本市や周辺地区の小規模学校・少人数クラスは、教師の目が届きやすく、授業準備や学習フォローにも余裕があるため、基礎学力が安定しやすい傾向があります。

  • 少人数学級での学習は、発言力や思考力の育成にも、効果的です。

  • クラス人数や教育環境を意識した学校選びが、学力向上につながります。

 
 

1月になり、新年度に向けたお問い合わせが来るたびに、受け入れるべきか迷ってしまうケースがあります。


附属中学や私立一貫校のように、中学受験を経た子たちでさえ、英語は受験科目になかったので、全くついていけない方々からの問い合わせが、毎年いくつかあります。


「勉強の仕方がわからないまま、学校での勉強が始まっています」とよくご相談があります。


特に国立の中学校だと、研究対象になったり交流学習や探求活動も多く、教科書の英語にあまり触れていない…そんな様子を近年よく耳にします。


思考力や創造性を養う事は大変重要なのですが、知識形成がおろそかになって良いと言う前提ではないと思います。


また、小学校での英語学習を重要視するのであれば、必須受験科目として盛り込むべきではないでしょうか。


中学1年生が、英語につまずいてしまうのは切ないですが、急増しています。子供たちのスタートラインが、それぞれずれているからです。


一旦話は聞いてみますが、教室は既に満員なのです。でも、私が例えば町のお医者さんなら、困っている方々を断って良いのでしょうか?…悩みどころです。

中1ニューホライズンは難しいらしい
中1ニューホライズンは難しいらしい


 
 

1.この記事の前提と、英語教育を考える視点について

松本市で子育てをしていると、「小学校の英語教育は、学校によってどれくらい違うのか」「家庭ではどこまで考えればいいのか」と感じる場面があるかもしれません。


この記事では、

  • 才教学園やインターナショナルスクール(私立)

  • 信州大学附属松本小学校(国立)

  • 松本市内の公立小学校


それぞれの英語教育の特徴を整理しながら、家庭と教室がどのように関われるのかをまとめています。


※本記事は、これまでの指導経験や各学校の公式ホームページ等の公開情報をもとに整理したものです。筆者個人の見解も含まれており、特定の学校や教育方針の優劣を示すものではありません。松本で子育てをされている保護者の方が、英語教育について考える際の参考になれば幸いです。


松本市周辺の小学校と英語教育の全体像

松本市周辺では、小学校の種類によって英語との関わり方が大きく異なります。

大きく分けると、次の3つです。

  • 英語を日常的に使う環境がある 私立小学校

  • 学習指導要領に基づきつつ家庭学習と組み合わせる 国立小学校

  • 限られた時間の中で英語に親しむ 公立小学校

それぞれの特徴を見ていきましょう。


松本市で子育てする30代の保護者
お子様の英語教育、どう考えていますか。学校選びや学び方は家庭ごとにさまざまです。

2.私立小学校(インターナショナルスクール・才教学園など)の英語教育


英語に「毎日触れる」ことが前提の環境

才教学園やインターナショナルスクールでは、小学校1年生から英語に日常的に触れる環境が整っています。

英語は「週に数時間学ぶ教科」ではなく、生活や学びの一部として扱われることが多く、

  • 学習量が安定している

  • 英語への抵抗感が少ない

  • 聞く・話す・読む・書くを早い段階から経験できる

といった特徴があります。


英検は結果としてついてくる指標

こうした環境の中で学んでいるお子さんの中には、小学校卒業時に英検3級や準2級に到達するケースも多く見られます。

ただし、英検合格そのものを目的にしているというより、日々の積み重ねの結果として、到達度を測る指標として活用されている印象です。

一方で、学費や通学環境なども含め、家庭の教育方針との相性を考える必要があります。



3.国立小学校(信州大学附属松本小学校)の英語教育


カリキュラムは公立と同じ、学び方が特徴的

信州大学附属松本小学校は、国立大学の附属校として、教育研究の役割を担っています。

英語教育に関しては、学習指導要領に基づいた内容で、公立小学校と大きな違いはありません。

ただし、

  • 授業の進め方

  • 学びのプロセス

  • 子どもの考えを引き出す姿勢

といった点に特徴があります。


家庭学習との組み合わせが前提になりやすい

附属小学校に通うご家庭は、教育への関心が高く、家庭学習を大切にしているケースが多く見られます。

そのため、入学前から英語に触れていたり、学校外で英語学習を取り入れているご家庭も少なくありません。

学校と家庭が役割を分けて学びを支えるというスタイルが自然に成立している印象です。


3.公立小学校(松本市内の公立小学校)における英語教育の現状


英語の授業時間はどのくらい?

松本市内の公立小学校では、学習指導要領に基づき、

  • 3・4年生(外国語活動):年間 約35時間

  • 5・6年生(教科・英語):年間 約70時間ずつ

が標準とされています。


授業内容の中心と、扱われにくい部分

授業では、音声に慣れることや、簡単な表現を使って自分のことを伝える活動が中心です。

一方で、

  • 語彙や文法の意味理解

  • 英文を読む力

  • 英語で書く力

については、授業時間の制約もあり、十分に扱われていないのが現状です。

そのため、学校の授業に加えて週1回程度英語学習を行った場合、英検4級が一つの目安になることが多く見られます。


  1. 家庭の考え方と、子ども自身の関心が学びを育てる


英語教育は「格差」ではなく「選択」の積み重ね

英語教育について「格差」という言葉が使われることがありますが、現場で子どもたちと関わっている立場から見ると、これは能力差というより、家庭ごとの選択の積み重ねだと感じます。

  • どこに時間を使うか

  • 何を優先するか

  • 学校と家庭、教室の役割をどう考えるか

その選択に、正解は一つではありません。

大切なのは、保護者自身の教育観と、子ども自身の関心です。



ここまで、松本市における私立・国立・公立小学校の英語教育について整理してきました。

最後に、こうした環境の中で、地域の英語教室がどのような立場で子どもたちの学びに関わっているのかをお伝えします。


教室という学びの場が担える役割


英検は目標ではなく、学びの目安として

この記事では英検を一つの到達指標として紹介していますが、メルク英語教室では、英検合格を最終目標にはしていません

英検は、「今どのあたりまで理解できているか」を確認するための一つの目安として位置づけています。


学びたい人のための「学びの広場」

メルク英語教室が大切にしているのは、英語を学びたいと思った子どもが、安心して学び続けられる環境を用意することです。

英語を「やらせる勉強」にするのではなく、学びたい人のための学びの広場として、家庭と一緒に子どもの成長に伴走していきたいと考えています。

英検に挑戦することも、別の目標を選ぶことも、どちらも大切な選択です。


まとめ:家庭・学校・教室で、無理のない英語教育を

英語教育は、学校だけで完結するものでも、教室だけに任せるものでもありません。

家庭・学校・教室がそれぞれの役割を持ちながら、子どもに合った形を選んでいくことが大切です。

この記事が、松本で英語教育を考える保護者の方にとって、選択を整理するための一助になれば幸いです。


 
 
bottom of page