更新日:3 日前
こんにちは。長野県松本市メルク英語教室の林です。
今年は通信制大学に通うスタッフが加わり、教室運営に新しい風が吹いています。身近に「学びの多様性」を体感できることは、とても心強いことです。
日本経済新聞(2025年8月27日付)の報道によれば、通信制高校に通う生徒は30万人を超え、全体の1割近くに達したそうです。
不登校の増加や学校数の拡大が背景にあり、学び方のスタイルが大きく変化していることがわかります。

ただし、記事でも指摘されているように、新設校が急増する一方で不適切な運営が問題視された例もあり、「学びの質の保証」という課題は残されています。それでも、多様な選択肢が用意されること自体は、学びをあきらめないための大切な基盤だと思います。
「通信制」というと、まだ「病気やいじめが原因では?」と誤解されることがあります。
しかし実際には、進路選択のひとつとして、自分に合ったスタイルを選んでいる人が多いのです。社会人が通信制大学で学び直し、キャリアアップやキャリアチェンジを果たした事例も数多くあります。
自動車教習所の学科科目がオンライン化されたように、学びの場はますます柔軟に設計されるようになっています。
時間や場所の制約にとらわれず、自分らしいペースで学べる仕組みは、人々のウェルビーイングを高めるものとして定着しつつあるのです。
これからも「学びのかたち」は多様化していきます。私たちも教室運営を通じて、一人ひとりに合った学びを応援していきたいと思います。
📖 出典:日本経済新聞「通信制高校の生徒30万人超え、全体の1割近くに 不登校増を背景に」(2025年8月27日)
