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2026年度入試が教える「中信地区」新基準|公立前期の拡大と私立選抜の変化

こんにちは。

メルク英語教室の林英美です。


このブログでは、長野県松本市、塩尻市、安曇野市地域で子育てをする保護者の方々に役立つ情報を配信しております。


2026年度(令和8年度)の入試結果は、単なる「定員割れ」の記録ではありません。私立高校の無償化がもたらした構造変化は、今後さらなる制度改正へと繋がっていくはずです。

今回は、前期選抜の動向と、私立高校がシフトし始めた「新しい選抜基準」の正体を明らかにします。 


1. 【実績データ】高倍率を維持する前期選抜の重要性


後期選抜で定員割れが目立った中信地区ですが、「前期選抜(自己推薦)」に目を向けると、依然として激しい競争が続いています。


■ 中信地区・前期選抜(自己推薦)受検実績

• 松本県ヶ丘(探究科):

募集64人に対し、志願110人

(1.72倍)

• 南安曇農業(グリーンサイエンス):

募集24人に対し、志願38人

(1.58倍)

• 松本工業(機械科):

募集48人に対し、志願72人

(1.50倍)

• 穂高商業:

募集48人に対し、志願55人

(1.15倍)


このデータから、意欲の高い生徒や専門性を求める層による「先行争い」は、全く沈静化していないことが分かります。


2. 制度の変わり目から予測する「今後の入試」3つの常識


現在の入試構造は、今後数年以内に以下の大きな変化が訪れると考えられます。


① 公立前期選抜(推薦枠)の拡大

現在は特定の学科に限定されている「前期選抜」ですが、次期学習指導要領への改訂や大きな制度編制のタイミングで、普通科を含めた枠の拡大が予測されます。数年以内には「前期での合格」がスタンダードになるかもしれません。


② 私立高校の「平常点・面接」シフト

私立高校はすでに、5教科の学力試験による選抜から、中学時代の平常点(内申点)や面接による評価へと大きく舵を切っています。学力試験一点突破の対策だけでは、私立の併願・専願を勝ち抜くのが難しくなっています。


③ 加速する公立高校の定員削減

今年度の後期選抜で定員割れを起こした学校(美須々ヶ丘、豊科、明科など)は、来年度以降、教育委員会による「定員削減」が確実に入ります。これにより「全入状態」は解消され、公立の席をめぐる競争は再び厳しさを増すでしょう。


3. 結論:新時代の「合格獲得ロードマップ」

激変する入試環境で志望校を勝ち取るには、以下の「武器」を揃えることが絶対条件です。


• 上位校・探究科志望者:

高倍率の前期・後期を勝ち抜くため、総合テストでの高スコア維持に加え、論理的な自己表現力を磨く必要があります。


• 私立・前期(推薦)志望者:

内申点の確保は「最低ライン」です。その上で、「英検等の資格取得」「クラブチームでのスポーツ実績」「文化活動の成果」など、面接で自信を持って語れる実績を1つ以上積み上げてください。


「倍率が低いから」と油断せず、制度の変わり目をチャンスに変える準備を今すぐ始めましょう。


■ 出典・参考資料

1. 長野県教育委員会:高校入試情報


2. 長野県立高校再編の実施計画


3. 長野県:私立高等学校等の授業料減免制度


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