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【坂本ブログ】個別教室の魅力」

個別教室担当の坂本です。


もう夏に入ったのかと思うくらい暑い日が続いていますが、お体は変わりないでしょうか。僕はメルクに自転車で通勤しているので、ここ最近の暑さはなかなかの強敵です…。


さて今回は、僕が担当している個別教室の魅力について書いてみたいと思います。


■ 個別教室って、どんな場所?

家庭教師でも、集団授業でもない――その中間にあるのが「個別教室」です。同じ時間に同じ空間に複数の生徒が集まるけれど、学ぶ内容は一人ひとり違う。となりの席の子が英語をやっていても、自分は算数の復習。そんなことも普通に起こります。

「じゃあバラバラで非効率なんじゃ?」と思われるかもしれません。でも実際には、自分の課題やペースに合わせて学べるから、無理なく・ムダなく力がついていく。「わかった」から「できた」までを、講師と並走できる場所なんです。


■ 学力、ちゃんと伸びます。

「個別=ぬるいんじゃないの?」なんて誤解もありますが、まったくそんなことはありません。必要なことを、必要な分だけ、本人に合った形でやるからこそ、ちゃんと伸びます。

最近、嬉しかった出来事があります。ある小学生の子が、「算数のテスト、今までで一番よかった!」と笑顔で報告してくれたんです。実際、前回より30点近くアップしていて、本人の自信もぐんと上がりました。

中高生でも、テストの点が20点以上伸びた例や、「学校の授業がわかるようになった」という声をよく聞きます。成績は、単なる“結果”ではなく、理解・自信・努力の積み重ねの証拠なんだと実感しています。


■ 勉強ができるかより、大事なこと

僕が個別教室で大切にしているのは、「勉強が得意かどうか」よりも、先生と一緒に言葉を交わせるかどうかです。

といっても、最初から上手に話せる必要はまったくありません。「ちょっとここが気になるかも」「これって、こういうことかな?」そんなふうに、自分の中にある疑問や気づきを、少しずつ外に出していける。それが、この教室ではとても大切だと思っています。

勉強は、ただ黙々と問題を解くだけではなく、「わかる」までの過程を一緒にたどっていく作業でもあります。だからこそ、こちらの問いかけに対して、少しでも「うーん…」「ああ、なるほど」と反応してくれるだけで、ぐっと理解が深まります。

「会話が得意」じゃなくても大丈夫。自分の言葉で伝えてみようとする気持ちがあるだけで、学びは豊かになります。

個別教室は、そうしたやりとりを通じて、少しずつ自信を育てていける場所です。


■ 個別教室に向いているのは、こんな人

じゃあ、どんな子が個別教室に向いているのか?僕なりに、こんなふうに考えています。

・自分のペースで進めたい人

「早すぎてついていけない」「遅すぎて退屈」――そんな悩みは個別教室では起きません。

・質問するのが苦手だけど、わかりたいと思っている人

少人数だからこそ、わからないところを遠慮なく聞ける環境があります。

・まだ自信がないけど、前に進みたいと思っている人

完璧じゃなくていいんです。むしろ、最初は不安や苦手を抱えている子のほうが、伸びる瞬間は大きいです。

・先生と会話しながら学びたい人

黙々とする勉強も大事。でも、僕は言葉を交わすことで深まる学びを一緒に作っていきたいです。


■ 逆に、こういう人は別の選択肢もあり

もちろん、すべての人にとって個別教室がベストというわけではありません。たとえば…

  • 競争の中でモチベーションが上がるタイプ

  • 黙々と1人で映像授業に集中したいタイプ

そんな人には、集団塾やオンライン学習の方が合っているかもしれません。

自分に合った学び方を見つけることが、何よりの近道です。


■ 最後に

メルク個別教室は、「勉強が得意な子だけのための場所」ではありません。むしろ、「どうにかしたい」と思っている子にこそ、来てほしいと思っています。うまく話せなくても、ちょっとした「わからない」や「気になる」を一緒に言葉にしていきたい。そう思いながら、日々生徒と向き合っています。

ここが、生徒さんにとっての“安心できる場所”になれたら――それが僕にとって、いちばんの喜びです。

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