メルクでは、英語の他にプログラミング教室を開始します。
プログラミングてなんなのか?
分からない親御さんや子供たちの疑問に答えようと思います。
1. プログラミングとは?
プログラミングとは、「コンピュータを動かすための指示を順番に書くこと」を意味します。
2. なぜプログラミング教育が必要なのか?
世の中は急速に変化しています。 皆さんはそれをコロナ禍の今、実際経験していると思います。
非接触ビジネスが活発になり、店舗にはバーコード端末やセルフレジが増えました。
(ここでプログラミングが活躍しています!)
飲食店にはタッチパネルが多く導入され、人と人との接触を減らすことで人件費を減らし、正確にオーダーを受けることができています。
(ここでもプログラミングが用いられています!)
銀行にお金を引き出しに行かなくても、電子決済を活用して、スマホから買い物ができます。
(スマホや銀行、お店がプログラミングで繋がっています!)
海外に留学する時は、日本からのワクチンパスポートを持って行けば、何度日本でワクチンを受けているのか、簡単に確認できます。
(データのやり取りがプログラミングされています。)
ほんのひと握りの例に過ぎませんが、プログラミングは、店舗間ばかりでなく、異業種を繋げたり、通貨単位や言語の違う国どうしも繋げてしまう、とても便利なものです。
3. あらゆるハンデや年齢、性別差なども乗り越える可能性がプログラミングにはある
最近よく、不登校のお友だちが増えていると、子供たちから聞くことがあります。
その傾向は、日本の教育制度に根本的な変化が訪れない限り、今後も続くと思います。
不登校児ばかりでなく、学校に毎日通っている子供たちの中にも、学校に行きたくないとか、学校は好きだけど勉強はつまらないとか、自分の関心事が学校教育にはないお子さんもいると思います。
プログラミングでは基本ルールは学びますが、その後それを使って何を生み出すのかは、プログラマーたちの創造性に委ねられます。
建築やゲームデザイン、経営システムの構築や、デジタル教材の開発、介護支援ツール、ベットの見守りなど、可能性は計り知れません。
人とは特異な発想があったり、人とは異なるニーズを抱えているなど、自分自身の思っている「あったら便利なもの」「世の中が楽しくなりそうなもの」を作り出される可能性が、プログラミングにはあります。
ホームオフィスでも取り掛かることが可能なプログラミングを仕事にしたら、自宅で子育てしながら、好きな場所で好きな人と過ごす時間を確保して、ゆとりある生活を送れるかも知れません。
今、不登校の子どもでも、その子が時代に合っていないのではなく、変わらない日本の教育制度に合わない子供たちが、辛い思いをしているのかも知れません。
4. プログラミングは敷居の高いものではない
カナダやオーストラリア、シンガポールなど多くの先進国では、学校教育の中で活発にプログラミング教育が行われています。
自作のプロジェクターを投影させたり、空にドローンを飛ばしたり、散水機を動かすプログラムを作ったりと、生活に応用できる知識の獲得からそれを活用し工夫することまで学んでいます。
また日本の年長にあたる5歳や6歳からコード学習(プログラミングに用いられる言語の学習)を始めています。
クリスマスツリーの電飾を光らせたり、お絵かきソフトでキャラクターデザインするなど、子供たちにもできることが、プログラミング教育にはたくさんあります。
5. 日本ではコロナ禍なかなか普及しないプログラミング教育
公教育は、いつまでもマンパワーに頼る傾向が強く、便利な機械やロジックを使って、学校の先生たちの仕事を減らすまでには至っていません。
その結果、まだまだ国語や算数などでも、読み書きさ重視の教育が重視されており、プログラミング的思考を取り入れるような教育までには手が回っていません。
プログラミングは、まだまだ日本では敷居を高くしてあって、学校では余裕のある時、特別に取り入れるような順位にあります。
そしてそのしわ寄せに、日本の教育の質も年々低下しています。子供たち一人ひとりのニーズに合わせた個別最適化教育には、公教育では程遠いのが現状です。
6. 改めて、始めよう!プログラミング
英語なども日本では学習開始時期が遅いです。政府の提唱する小5からの英語教育になんのメリットがあるのか、実際のところよく分かりません。
もっと小さい頃から始めることも可能でしょうし、日本の子供たちもシンガポールや他の国に生まれていたら、とっくにプログラミング言語を読めているかも知れません。
どうやら日本の教育は、変革にはもう少し(いや、かなりかも知れない)時間がかかりそうです。
そうしたら、子供が始めたい時、または親の考え方や教育方針に従って、民間教育を活用してプログラミングを始めてみるのも、アリだと思います!
楽しそうに学ぶ教室生をみて、そう思いました。
今、始めてみたいなと思ったら、それが良いタイミングでしょう。
こちらの教室でも、そんな子供たちをお待ちしてます。
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