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進路選択としての海外留学

更新日:2023年1月31日


2021年5月9日付ですから、新聞記事としては少し古いですが、興味深い記事があります。


高校生「日本を捨てて海外大学」が激増の理由「超進学校」で、海外進学者が増加の背景とは?https://toyokeizai.net/articles/-/426167


①インターナショナルスクールが人気


以前は、海外大学に進学するお子さんといえば、(1)インターナショナルスクールの出身者でした。しかし昨今では、松本市にある松本国際高校のように(2)IB(インターナショナルバカロレア)認定校も出てきており、国内にある高校卒業生でも、海外の大学に進学する高校生は増加傾向にあります。


そればかりでなく、(3)各高校の進路先を見ると、海外の大学を進学先として選んでいる方が進学校ではちらほらという傾向があります。幼少期からしっかり英語を学んでいることで、松本のような地方からでも海外へチャレンジしてみようという方が増えています。


②遅れをとる日本のICT教育


コロナ禍、多くの自治体が子供たちにパソコンやタブレットなどを提供して、感染症のため休講や休学措置になった場合でも、授業に参加できるようにインフラ整備を行い始めました。しかし、現状は子供たちにパソコンやタブレットを自由に使用することを許可していない学校や自治体も多く、特に公立学校ではあまり活用されていないケースも多いです。


インターナショナルスクールや英語教育に力を入れている私立学校では、ICT教育を活発に行っているケースが多く、そのような学習環境に変化に対応できる先として、海外の学校への進学を検討する子供たちもいます。


③変わる教育ニーズに追いつかない日本の現実


従来の5教科指導に限らず、美術、音楽、体育など子供たちの技能を伸ばす教育を求めている場合や、自然とのふれあい、STEM教育の強化など、自分の個性を尊重してくれる教育を受けた子供たちは、海外志向が高まっている傾向があります。


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実際、メルク英語教室に短期間ですが通っていたお子さんが、親御さんの事情で海外へ6年生の頃に転校し、中学と高校はインターナショナルスクールへ通いました。

その後、見事アメリカのハーバード大学医学部に合格し、現在2年生として通っているケースがあります。


その方が先日、日本に来て教室を訪ねてきてくれた時のお話が印象的でした。


「日本の高校卒業前に、短期留学できたことがあります。

しかし、日本の高校の勉強はあまりにも難しかったし、

ついていくのが大変でした。

日本の高校では、高校生に難しいことを教えすぎだと思います。」


これは数学に対するコメントでしたが、その彼女は現在ハーバード大学の学生です。


いかに、日本の教育が新智識を教え込むことの連続で、演習時間や実習時間が高年次の学習になればなるほど、減ってしまっており、受験偏重かつテスト結果至上主義の勉強になっているのかを、うかがえるようなコメントでした。


日本の平均賃金が30年も横ばいにあるという現状


日本で頑張って教育を受けて、社会に出たとしても、今の子供たちが親世代よりも良い生活、豊かな時間の過ごし方をしているとは到底言えない現状が、日本社会にはあります。


日本の初任給が過去30年間上がらなかった一方で、済成長を遂げている発展途上国が台頭してきました。また先進国では、スタートアップ企業が日本よりも多くあったり、グローバル企業が多くあり、過去30年間に日本はストップしてしまっているような現実があります。




そんなさ中、子供たちに海外留学を後押しする親御さんも増えてきるのかもしれません。


いずれにしても、日本が従来の教育方式から抜けることができず、理想とは全く異なるちょっと劣化した教育制度が日本にあることを、親世代は理解しておくと良いと思います。








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